National Geographicの写真家達が審査員を務める、”Ocean Photographer of the Year 2024”で私の作品がファイナリストに選ばれました。
今回の作品は鹿児島県にある硫黄島近辺の海域で見られる”水中オーロラ”です。
硫黄島は火山島で、島から流れ込む硫黄成分によって水中がオーロラのような色になることがあります。
(実際は言うほどオーロラっぽいわけではなく、赤〜オレンジ色っぽい感じですが、現像ですこし弄るとかなり綺麗になります。)
ただ、あくまで水の状態の変化の一つにすぎないため、作品としてどこまで他人と差別化できるかを考えなければなりませんでした。
水中の状態自体は色が変化するだけなので、それ自体は世界の他の海でも似たようなことは起こるでしょう。
この手の作品には明確なシンボルが必要で、それが魚であったり海獣であったりするわけですが、この水の中ではこれと言った生物は発見できませんでした(ちいさなウミガメはいましたが)。
となると、ここは一つダイバーにモデルになっていただくしかない。
しかも、肖像権の問題もあるため本人とわかる状態にはしたくないし、身に付けている器材のメーカーロゴもできれば写したくない(商品背の宣伝ではないのでむしろノイズとなるため)。
となると、シルエットで撮るしかないのです。
と、ここまでは絶対条件。大事なのはここから。
ダイバーをモデルにして撮影するときによくやりがちなのが、ポージングをした状態で撮影すること。
それ自体は全く問題ないのですが、「演出してる感」がどうにも苦手で・・・よほどの意図がないかぎり、私はやりません。誰かがポージングしてても多分撮らないです(笑)
普段私は自然体っぽく見せたいので、美しく泳いでいるところを撮影することにしています。
となるとやはり被写体は泳ぎが上手いガイドさんになるわけです。できれば高身長で手足が長いほうがいいですが、男女は関係ないです。
今回のガイドさんは、泳ぎが上手なだけでなく綺麗で、これは最高のワンポイントになると判断しました。
島から流れる硫黄成分は岸に向かうほど水深が浅く、硫黄成分の色が濃くなり、透明度が下がります。
そこで、ガイドの折り返しでボートに向かう、つまり沖側に向いたときに本気の撮影開始です。
岸側から沖を見た方が水の青く透明度の高い部分を見ることができます。
ここまできたら後はガイドさんの泳ぎの姿勢が自分的に美しいと思った瞬間を狙うだけです。
可能であれば、吐いた空気が残っている状態の方が動きがあって好みです。
残りは現像で対処です。
オーロラと言っても実際は本当に空のオーロラのように極彩色な感じではないので、
硫黄成分の濃い部分、少し水深を下げて黄色っぽい部分、更に下げて緑色の部分、
最後に海水のみの青い部分、で分けてそれぞれの色を少しだけ強調すれば概ね完成です。
部分的にマスクをしたり、周辺光量の調整やノイズ除去はあまりやっていません。
センサーゴミと水中の浮遊物は消しています。
このコンテストは画像編集に関して細かいルールがありませんが、これ以上の処理は加えまえんでした。
現時点ではあくまでファイナリストなので、順位が決まっていません。
最終結果は9月12日に発表されます。
前回はファイナリスト止まりでしたので、今回はさらに上に行ければいいのですが・・・。
世界最大規模の参加者数を誇るフォトコンテスト、35AWARDSの9回目の結果が発表されました。
今回はWildlifeの組写真部門(Wildlife Series)でViewers Choiceに選ばれました。
選ばれたのは、昨年トンガで撮影した1頭のザトウクジラで構成した組写真です(雑に並べただけですが・・・)。
一方で、全部門から選ばれる100Best Photosと100Best Photographersは選外となりました。
部門ではどちらもTop35には入っていますが、水中部門は参加者が少ないので最低でもTOP10に入らないと嬉しくないですね。
最終審査員が50カ国で計50人、Viewers Choiceに至っては参加者全員が審査員であるため、写真自体の持つ力とは別に人気の被写体か否かというのはある程度結果に影響すると思われます。
特に水中部門は一般の人にはなかなか理解できない、見たことのない生物が多数いるため、仕方のないことだと思います。
やはり、クジラ、イルカ、アシカ等の哺乳類は強いです。毎回必ず上位に入っています。
人間に近い存在の方が親しまれやすいのかもしれません。
ただ、人気であるがゆえに競争率も高く、上位に入るのは決して楽ではありませんが。
敢えてマイナーな被写体で挑みたい気持ちもあったりしますが、やっぱり保険をかけてその保険の方が選ばれるというオチです。
現在開催中の10回目。
賞金は出なくなってしまいましたが、10周年ということで何か特別なイベントが追加されるかもしれないですね。
今のところ特に動きは無さそうですが。
何もなくても、様々なジャンルに無料で挑戦できる良い機会なので、継続して楽しんで行きたいです。
このコンテストの審査員は、50カ国から50人選出されますが、実は過去に上位入賞などの実績はあまり関係なく選ばれているようです。
というのも、前回100BestPhotosに選ばれたものの、今回審査員にならなかった人がいるからです。
正直、明確に成果を出していないのに審査員になるのはどうなんだろうと思いますが・・・。
とにかく、審査員の実績が欲しい人はこのまま続けていけばいつかは選ばれるかも知れません。
2017年に購入したiMac 2015 Lateがいい加減現像が重すぎるので、Mac Studio M2を購入しました。
システム構成は以下の通り。
CPUはMac Studioの中では一番グレードが低いものですが、7年ぶりの購入ということでどれを選んでも体感的には十分高性能と言えます。
何より、IntelからAppleシリコンへの乗り換えというのは良いですね←何がw
今回はメモリとストレージをアップグレードさせたかったのでそちらを優先しました。
特に現在のデスクトップのMacは、メモリがあとから増設できないユニファイドメモリとなっているため、かなり重要です。
先代は増設して24GBメモリにしていたので、数字的にはそれより大きくしたい。
でも32GBではおそらく将来的に足りないと感じるだろうということで、64GBにしました。
ストレージも、先代が1TBにしてうち500GB使用していたので、同等レベルに設定しています。
相変わらず外箱から美しいデザインです。
こんなきれいな箱にされたら、捨てられないじゃないですか。
開封のシール。いちいち丁寧。
開封。
矢印に従って展開します。
ここまで展開したら、本体を取り出します。
本体を取り出すと、下から現れたのはで電源ケーブル。
同梱品は本体とこのケーブルだけです。キーボードもマウスも付いていません。
本体を取り出しました。
コンパクトにまとまったサイズです。
本体前面。
USB-Cポートが2つ、SDカードスロットが1つ。右側の白い点は電源LED。
背面は以下の通り。
Thunderbolt 4ポート x 4、
USB-Aポート x 2、
HDMIポート x 1、
10Gb Ethernetポート x 1、
3.5mmヘッドフォンジャック x 1
十分すぎるほどのインターフェース。
10Gb Ethernetポートは将来的に対応したNASを導入する予定なのでアップグレードしました。
実際に機器を接続した状態。
Mac Studio はモニターが付いていないので、これを機にEIZOのColorEdge CS2740を導入しました。
付属品は
USB-Aケーブル×1
USB-Cケーブル×1
HDMIケーブル×1
電源ケーブル×1
Mac Studiとモニターを接続した状態。
Mac Studioがちょうどモニターの下に配置できるので省スペースになりました。
モニター裏側下部に設置されているインターフェースは、以下の通りかなり豊富。
HDMI×1
DisplayPort×1
USB-C×1
USB-B×1
USB‐A×2
USBは外付けHDDを接続してもしっかり動作します。
モニター左側面にはUSB-A×2を装備しています。
iMacのRetinaモニターは27インチだったのでこれと同等のサイズで、かつカラーキャリブレーションモニターを選びました。
上位機種でカラーキャリブレーション内蔵モデルのものもありましたが4K非対応だったので、4K対応モデルでかつ別売りのキャリブレーションセンサーを使うモデルにしました。
AMAZONのブラックフライデーで安くなっていたので予め購入しておきました。
リスク回避の意味も兼ねてPCとモニターを別にして運用したかったのでちょうどよい買い物ができました。
いつか行ってみたいと思っていた、ホエールスイムのメッカ(?)、トンガに行ってきました。
情報をまとめたので、興味のある方は参考にしてみてください。
今回は、世界的な写真家でもあるNadia Alyが手掛ける”Humpback Swim”、月曜から金曜までの5日間のスイム(宿泊は7日間)を申し込みました。宿泊先はFlying Annie Moaです。


費用:スイムと宿泊(朝食付き、昼食は船で。飛行機代は別。)込、3,700USドル(2023年)
結構な高額です・・・自分にとっては清水の舞台から飛び降りるような気持ちでした。
詳細はこちらからどうそ。
2024年のトリップは予約が始まっているので、興味のある方は要チェックです。
https://humpbackswims.com
今回はニュージーランド経由で行くことにし、以下のようになりました。
【DAY1】
成田ーオークランド:NZ航空 NZ90 エコノミー 所要時間:約11時間
NZを観光して1泊
【DAY2】
オークランドートンガ(ヌクアロファ):NZ航空 NZ974 エコノミー 所要時間:約3時間
※余裕があればこの時点で空港ATMで現地通貨パアンガを入手&simカード購入が良いでしょう。
首都ヌクアロファで1泊
【DAY3】
トンガ(ヌクアロファ)ーババウ:ルルタイ航空(国内線) 所要時間:約1時間
【DAY4〜DAY9】ババウ滞在
帰りは余計な宿泊が無いので楽でした。トランジットで休憩&暇つぶしする時間は十分あります。
【DAY10】
ババウーヌクアロファ(ファアモツ国際空港):ルルタイ航空(国内線)
ヌクアロファで10時間ほど待機のため、観光
【DAY11】
ヌクアロファーオークランド:NZ航空 NZ977 エコノミー
オークランド国際空港で8時間待機、仮眠と食事とお土産購入
【DAY12】
・オークランドー成田:NZ航空 NZ99 エコノミー
費用:約¥230,000(往復、NZ航空+ルルタイ航空)
ルルタイ航空のチケットは、公式HPから問い合わせて購入してください。
通常の航空会社のようにWEBで購入できないので注意です。
今回は、ご一緒した写真家さんが手配してくれたので助かりました。
Air Newzealand
https://www.airnewzealand.jp/
Lulutai Airlines
https://www.lulutai-airlines.to
休みがとれるなら、ニュージーランド経由よりフィジー経由の方がいいかもしれないです。
就航本数が少ないのですがフィジー航空のみでババウ島まで行けますし、国際線なので当然ながら荷物の制限もルルタイ航空より緩いです。
難点は、フィジー到着後、ババウ行きに乗れるのが3日後くらいになるということでしょうか。}フィジー観光をすればその分費用がかかるので、悩ましいところです。
以下のように、毎週火・金曜日に成田発の便があります。

そして、土曜日にババウ行きの便がありますが、金曜発のフィジー行きだとフライト時間が合わずこの便に乗ることができません。

費用はフィジー経由の方が若干高くなると思います(機材を預けるならVALUEかCOMFORTです!)が、わかり易くはあります。
気になる人はフィジー航空で調べてみてください。
https://www.fijiairways.com/ja-jp
各航空会社の荷物の制限ですが、
・NZ航空は預け荷物が23kgまで無料、持ち込み手荷物が7kg
・ルルタイ航空は預け荷物が23kgまで無料、持ち込み手荷物が5kg
どちらも預け荷物の超過分は追加料金を払えば32kgまで預けられます。
詳しくは各航空会社のHPを確認してみてください。
今回は、持っていくものの重量を自分で量り、あらかじめスプレッドシートにまとめておいたのであまり苦労はしませんでした。
スプレッドシートは今後も使えるよい資料になるので面倒でも最初に一度やっておけば便利ですね。
預け荷物の内訳は以下の通りです。参考までに。
| 計り |
| ウエットスーツ3mm |
| フード1mm |
| フィン |
| マスク(パラゴンS)保護ケース付き |
| スノーケル |
| ブーツ |
| ドームポート(超広角)1つ |
| ミニ三脚1つ |
| ハウジング用アームSS1本 |
| クランプ1本 |
| 変圧器&プラグ変換 |
| USB充電器 |
| 脱落防止ロープ |
| 下着 |
| 水着大 |
| 水着小 |
| パーカー |
| Tシャツ |
| タンクトップ |
| ジャージ下 |
| 防寒具 |
| ウルトラライトダウンジャケット |
| 靴下 |
| スマートトラッカー |
| 爪切り |
| タオル2枚 |
| 不織布マスク |
| サンダル |
| グリス |
| 曇り止め 20ml |
| ポートドライ(20ml) |
| 望遠レンズ150-600mm |
| NikonD800本体 |
| NexusD800 |
| 除菌ウエットティッシュ |
| 飛行機のチケット、保険書類のコピー |
持ち込み手荷物だけはお金を払って上限を上げられるものではないので、しっかり重量管理をしておいた方がよいです。
NZ航空は手荷物の重さは一切量っていませんでした。
ルルタイ航空は小型のプロペラ機ということもあるせいか、持ち込み手荷物の重量もしっかり量るので注意です。
5kgというと、バッグ自体の重さ+バッテリー類とカメラ本体1台、GOPRO1台、レンズ1本くらいで到達してしまう重さです。
ただ、数人で行く場合は、お互いに協力し合って重量調整ができるのでそんなに問題にはならないと思います。
私は、メインで使うカメラハウジングは絶対に手持ちで行きたかったので、以下2案を試してみました。
【A案】
ハウジング(ファインダー付き、2.9kg)とポート(フィッシュアイ用、1.2kg)をバックパックに入れて(バッグとバッテリーと込みでギリギリ約5.8kg)、カメラ本体とレンズを装着した状態で首から下げる→身の回り品扱いで重さは量られない
【B案】
カメラ本体とレンズはバックパックに入れて(バッグとバッテリーと込みで5.2kg、余裕)、ハウジングをハンドバッグみたいな袋に入れて小脇に抱える→これも身の回り品扱いになった
個人的にはB案で全く問題ないと思いました。
ネットを調べると、ニュージーランドは入国審査が厳しいという記事がゴロゴロ出てきますが、実際はそうでもなく、すんなり入国できました。
食べ物や薬、植物、土、海水などが触れた道具の持ち込みを制限していますが、自分の場合は該当する者がないので特に何もなく通過です。
出国の際は、カメラハウジングについて聞かれ、10分くらい足止めを食らった程度でした。
以前、モルディブに行ったときもスリランカでの乗り換えで同様に聞かれたので、やはりハウジング手持ちは怪しまれますね・・・まあ、ちゃんと説明すれば問題ないのですが。
入国時は、滞在日数のことでなにか聞かれたのですが、英語が聞き取れずに適当に流してたら通過できました(笑)
出国時は、出国カードを書かされただけで、あとはスムーズでした。
街中に野良犬が闊歩しています。
今の日本ではまずありえない光景です。
飼い犬も混ざっているようですが、一見しただけでは区別がつきません。
人間に噛みつくようなことはなさそうですが、夜はものすごい数の犬が吠えて少し怖いです。
この国では狂犬病は確認されていないようですが、気になる人は予防接種を受けておきましょう。
少なくとも、破傷風ワクチンは接種しておいたほうがいいかもしれません
ホエールスイムで有名な観光地ということもあり、お金のある外国人がよく出入りするためか、現地の人は穏やか。
学生がちょっとからかって来るくらいで全く心配いりません。中国人と間違われますが。
夜も星を撮りに行けるくらいは治安がいいです。
トンガ自体にはチップの習慣はありません。
ただし、スイムのサービスにはチップを払う必要があるので注意です(Nadia Alyのサービスは最終日にNadia本人にまとめて支払うため、日々のサービスに都度払う必要はない)。
現地通貨:パアンガを入手したい場合は、24時間無休のATMでクレジットカードでキャッシングできるのでとても便利でした。
ヌクアロファ経由で行く場合は空港(ファアモツ国際空港)にATMがあるので、到着してすぐここで現金を確保するのがベストです。
現地で両替するよりレートが安く、帰国後すぐに返済できるのでキャシング一択です。
※日本では両替できません。
トンガは医療についてはかなり弱いそうです。
専門医はほとんどいないようなので、病気はともかく、スイムによる大怪我は絶対に避けなければなりません。
万が一、高度な治療を要する怪我をした場合、フィジーやニュージーランドで治療を受けることになりそうです。
ババウ滞在中の夕食はすべて外食でした。
入ったお店は
THE KRAKEN
MANGO CAFE
Bellavista Cafe & Restaurant
あと中華料理屋、名前は忘れましたw

現地の郷土料理的なものは食べていないのでわかりませんが、
鶏肉を焼いたものに辛いケチャップをかけたものとタロイモは食べました。これはファストフード的なものでしょう。
まあまあ美味しく食べられました。
トンガに行くとみんなすごいクジラに出会って帰って来るイメージを持っていると思いますが、
クジラをたくさん発見しても、そのクジラが一緒に泳げる個体かどうかは別です。
渋いときはとことん渋いので、めぐり合わせが悪いとなかなか泳げません。
実際、私は1日目と4日目、5日目は午前中はほとんど泳げませんでした。
どの日も最後にいい個体と泳げましたが、1日中クジラと泳げるわけでは無いということは理解してください。
そこらへんは日本のホエールスイムと一緒です。
ハズレの日が必ずあると思っていたほうが良いです。過度な期待は禁物です。
日本、特に沖縄のホエールスイムは泳ぎ禁止、浮いているのが絶対ですが、こちらではそんなことをしていたらクジラを水中で見ることは永遠にできません(笑)。
エントリー後、全力で泳ぐつもりでいましょう。
泳げない人は容赦なく置いて行かれますのでそのつもりで。
船長やガイドにもよりますが、100mや200mは平気で泳ぐことになると思います。
とはいえ、フィンを特別高価なものを使う必要はないと思います。
私は今回はMEWフィンを使用しましたが、ロングフィン使用者と同等以上に泳げました。
基本的な泳力と、それを維持する体力があれば大丈夫。

日本のホエールスイムは一回のスイムの人数が12人程度、しかもガイドより前に行けない上に泳げないので撮影には不向きです。
しかしトンガでは一度にエントリーできる人数はガイド含め5人までと決まっています。
また、ガイドの前に出ていても特に問題はありません(場合によってはガイドの後ろにいろと言われます)。
そのため、超広角レンズでも人間が多数画角に入り込むことはなく、十分撮影ができます。
とはいえ、他のゲストも広角レンズでかなり寄ってくるので常に泳ぎながら構図を意識しなければなりませんが、人数が少ない分ストレスはありません。
近くで泳がせてくれる個体に出会うことさえできれば、上のような写真なら特別なスキルも不要で、誰でもかなりの枚数を撮れることでしょう(上の写真はNikon D850 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDで撮影)。
あとは限界まで泳ぐだけです。体力さえあればなんとでもなります。
5日間のスイムでは、特別透明度が良いという印象はなく、かなり悪いときもありました。海域によって透明度も異なるので一概には言えませんが、ものすごく抜けているということはなかったです。
大体、15m~20mくらいと思っておけばよいでしょう。
快晴でかつ近くでスイムができても、透明度が悪く濁っている場合は、思い通りの画にならないこともあります。
こればかりは、入ってみないとわかりませんね。
宿のWi-Fiはとても弱く、共有スペース以外はほとんど通信できませんでした。
事前に自分で通信手段を確保しておきましょう。
私はほとんど気にしませんでしたが、ベッドにアリが這い回っていたりします。環境的に仕方ないものと思ってください。
ここの宿は朝食付きですが、普通にパンと卵(目玉焼き/スクランブルエッグ/オムレツ)、牛乳とシリアルとフルーツ(バナナ・スイカ、パパイヤ)が出るくらいで、お肉は出ません。
コーヒーは常時好きなだけ飲めます(インスタント)。
日本のホテルのようなアメニティは皆無(歯ブラシ、ティッシュ等も無い、あるのはタオルのみ)なので、すべて自分で用意しましょう。
米ドルはトンガでも通常の支払いで使えることがよくあります(現地通貨:パアンガしか使えないところももちろんあります)。
スイムのサービスに支払うチップが米ドル指定になっている場合があるので、事前準備をしておきましょう(Nadia Alyのサービスは米ドル指定)。
忙しい人は、宅配両替サービスを利用するのがおすすめです。
目安:$500〜$700(チップ分込み)
費用:¥100,000くらい(当時の為替で1ドル/140円)
当日になって、体調不良で行けなくなった、または滞在中調子が悪くて泳げないとなったら目も当てられません。
日頃から生活のリズムを崩さず、暴飲暴食は控えるのが基本です。
体の器官に不安がある人は病院に行っておきましょう。
私は普段は筋トレをし、出発2週間前くらいからビタミンCや漢方で体調を整えておきました。
ビタミンCはタブレット、漢方は葛根湯です笑
日本のキャリアでトンガに対応していればそれで問題ないですが、2023年9月時点でahamoやpovoは海外ローミングでもデータ通信には対応できていません。
事前にesimを購入しておくか、携帯Wi-Fi端末を持っていくのが良いです。
もしくは現地に到着後、物理simカードを購入するのもアリです。
※ただ、トンガに対応していても、それは首都ヌクアロファ近辺のみで、ババウ島は未対応の場合があります。
今回私は、事前にairaloのesim(3GB/15日間)を購入しておきました。
※滞在中に足りなくなって追加で3GBを購入しました。
ここのesimはババウ島でも使用できました。
現地でどれくらい電波が入るかはものによって異なるので、各通信業者の口コミをよく調べることをおすすめします。
世界各国のesim、物理simについては、Traveltomtomで詳しい記事があるのでとても参考になります。
費用:¥7,000~(3GB×2)
現地で日本のソシャゲとかやりたい人は、アプリによっては日本国内限定利用のものがあるため、アプリ自体が起動できません。
そういう場合はVPNを使用することで日本のサーバーを仲介してゲームに接続するやり方でプレイ可能です。
※BANされる可能性がありますが、自己責任で利用してください。
私はNordVPNというアプリを1ヶ月間だけ使用する契約をしました。
1TBのストレージ付きなので、撮影データのバックアップにも使えました。
費用:¥2,500
現地の社会情勢、予防接種の情報、治安、医療体制など、重要な事項が記載されているのでしっかりチェックしました。
Welcome to Photography | Premium WordPress Theme for Photographers 2023 | Demo 1 Sites. This is your first post. Edit or delete it, then start writing!
Ocean Geographic Pictures of the Year 2023 のOpen Water部門で2位を獲得しました。
2021年に Fish Behavior 部門で1位を獲得以来、2年ぶりの上位入賞となりました。
入賞作は、UPY’22、35AWARDSでも入賞歴のあるこの写真です。
沖縄で撮影した、ザトウクジラです。
お気に入り、かつ客観的にいけると判断した作品なので嬉しいですね。
さらに、部門の審査員がBrian Skerry氏だったので、高く評価してもらえたことはとても光栄です。
もちろん、それを知っていてOpen Water部門に応募しています。
全受賞作品は、以下リンクから閲覧できます。
https://ogpicoty.ogsociety.org/2023-list
今年は日本人入賞者6人。しかも殆どが上位入賞者です。すごいですね。
毎回、誰が入賞するかわかりませんが、どのコンペでも入賞する人はだいたい同じ傾向が強いです。
数年前まで日本人はあまり見なかったのですが、ここ2,3年で一気に増えた感があります。
来年以降もこの調子でたくさん入賞者が出てくるといいですね。
あくまで水中写真の場合においての話ですが、
「フォトコンペに挑戦したい」
「フォトコンペ、応募しても全然入賞しない」
と思っている人は、以下をちょっとだけ意識してみてはどうでしょう。
ここに挙げた以外でも大事なことはありますが、とりあえず一部だけ。
よくあるフォトコン対策なフォト講座。
存在自体は有用です。実際、それで受講生がコンペで入賞する例もあるにはあります。
ただそれが本当の意味でできる講座はごく稀です。私の知っている中では片手で数えるほどしかありません。
そして、当然ながら必勝法などというものは存在しません。
大事なのは講座で学んだことを自分で噛み砕いて消化できるか。この一点に尽きます。
自分で考える力がない人は勝ち続けることはできません。
「潜る本数と撮影枚数が作品の質と比例する」が成立してしまったら、ダイビングガイドや資金力のある人が最強になりますが、そうはなっていません。
「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」というのも、この場合必ずしも当てはまりません。
下手な鉄砲はいくら撃っても期待するほど当たりません。
むしろ、半端に当たったことで自惚れてしまい、以降どんどん下手になる可能性すらあります。
ちなみに私は、近年は年間100本も潜っていませんが、それなりに結果を出しています。
今回入賞した写真は2021年の3月に撮影しました。コロナ禍2年目で感染者が大幅に増えたこの年の潜水は20本くらいでした。
なかなか潜りに行けないという人でも、チャンスはあります。
これはあくまで自然写真に限った話ではありますが、よく聞く「感性(センスとか)」という言葉。
私から言わせれば、この言葉を多用する人ほど「思考」と「試行」「観察」をしてないように見受けられます。
「何かが降りてきた」系もこれに該当するかもしれませんが、何も降りてきやしません(笑)。
それでうまく撮影できたのは「偶然」の賜物というやつです。
単純にその時たまたま「運が良かっだけ」です。
そのように撮影しているうちは、コンペで入賞しても続かないでしょう。
感性を語るなら、撮影技法や生態など、学べることを学んでからにしましょう。
知識と経験が無いと才能があっても感性は育ちません。
もっとも私は、自分にそっちの感性があるとは思っていませんが。
コンペに常連で入賞するような人の写真をよく観察し、自分の写真と比べてみることをお勧めします。
真贋を見る力を養うというほど大げさなものではないのですが、自分の作品にないものを見出すには必要な作業かと思います。
これを繰り返していると、自分が見切りをつけた過去写真から思いがけない掘り出し物が見つかることもあります。
ただし、他人の写真を見る場合はできればSNS上ではなく、その人のHP上でなるべく大きな画像で見たほうがいいです。
よく言う「穴が空くほど見ろ」を実践してみましょう。
他人と同じ写真を撮ることは否定しませんし、むしろ最初は模倣から入ったほうが上達が早いと思いますが、
いざ自分の作品を〜となったら、
「誰かと違った作品を撮る」ことを意識してみてもいいかもしれないです。
「絶対あいつと同じ構図では勝負しない!」くらいでもいいです。
他人の劣化コピーを量産するか、自分の色を出すかは、本人次第ですが。
1月29日、水中写真の国際フォトコンテスト「World Shootout」の団体戦部門”Global Championship”で2位になりました。
昨年と同様、高橋怜子さん、一関さやかさんと3人1組のチームJAPANです。
入賞作品はこちから閲覧できます。
https://www.worldshootout.org/ccp/2779
今年はワイド部門で個人戦にも参加してみましたが、セミファイナル止まりでした。
当たり前ですが、ファイナリストになるだけでも容易ではありません。
欧米勢はどこのコンペでも手強いです。
もう何十回もフォトコンに応募してきましたが、フォトコンに勝つ方法なんて無いと改めて実感します。
相手がどんな作品を提出するかわからないので、当たり前なんですが。
Youtubeで「必勝法」などと題して動画上げているの見ると、正気で言ってるとは思えないですね・・・
ハッキリいいますが、
必勝法などというものは存在しません。
数打てば当たるというものでもないです。
ロシアの国際フォトコンテスト”8th 35AWARDS”で審査員を務めることになりました。
https://35awards.com/8th/about/jury/
フォトコンテストの審査員を務めるのは初めてです。
まさか初の審査員が世界最大規模の国際フォトコンテストになるとは思っていませんでした。
このコンテストの審査員は、50ヶ国からそれぞれ1人ずつ選出されます。どの国が対象になるのかは分かりません。
前回、7thで”BEST 100 PHOTOS””BEST 100 PHOTOGRAHPERS””VIEWERS CHOICE”の3タイトルを獲得という、日本人では最も好成績を修めたためか、私が選出されたようです。
過去の日本人審査員も、”BEST 100 PHOTOS”か”BEST 100 PHOTOGRAHPERS”を獲得していました。
このコンテストで過去に好成績を残していなくても、審査員になることはできるようです。
下に貼った画像のように、推薦用のフォームがあります。徹底してますね。
50人の審査員が担当するのは、約1ヶ月間ある投票(審査)期間の中で、3段階あるうちの最後の審査です。
最終審査とはいえ、数千枚の作品が残ります。これを50人それぞれが全部見ることになるのです。
これはかなり大変な作業になりそうですが、未知の領域なので楽しみのほうが大きいですね。
さて、最終審査に数千枚、例えば3,600枚の写真が残ったと仮定し、
・審査期間が10日間
・1日で審査に稼働できるのがせいぜい3時間
として、1枚あたりにどのくらいの審査時間を割けるのか?を考えてみました。
3,600÷10日÷3時間÷60分=2
今回は応募総数が既に昨年を上回っているので、最終審査の数も7thを超えるでしょう。
ということは、1枚あたり20秒を切ってくる感じでしょうね。
審査員になるための条件はわかりませんが、少なくとも本戦において所属国の中でトップの成績を修めれば選出される可能性は高いと思います。
もしかしたら他にも選出基準があるのかもしれませんが。
例えば、
・他のコンテストでの受賞歴
・HPやSNSでの作品の質(いいねやフィーチャーの数とかではなく)
等々。
大規模な国際フォトコンテストで審査員になれるチャンスは殆どないので、審査員になるのを目指して参加してみるのも面白いかもしれません。
10月8日、スペインの国際フォトコンテスト”MontPhoto 2022”の水中写真部門で入賞しました。
Mención de honor(Honorable Mention)でした。
2度めの挑戦で入賞することができました。
審査員の皆様、ありがとうございます。
そして、入賞者の皆様、おめでとうございます。
私の入賞作品は下記から御覧ください。
MontPhoto, concurso internacional de fotografía de naturaleza y montaña
MontPhoto, concurso internacional de fotografía de naturaleza y montaña
MontPhotoは、スペインの国際フォトコンテストで、1997年から毎年開催されています。
無数にある国際フォトコンテストの中でも、割と長寿の部類に入るのではないでしょうか。
2022年は、以下のカテゴリーで募集していました。
FOTOGRAFÍA INDIVIDUAL(単写真)
・ACTIVIDAD DE MONTAÑA:山の写真
・MAMÍFEROS:哺乳類
・AVES:鳥類
・OTROS ANIMALES:その他の動物
・MUNDO VEGETAL:植物
・PAISAJE:風景
・MUNDO SUBACUÁTICO:水中
・DENUNCIA ECOLÓGICA:環境に関する訴え
・ARTE EN LA NATURALEZA:自然のアート
FOTOGRAFÍA(組写真)
・PORTFOLIO DE NATURALEZA:ポートフォリオ
水中部門が登場したのは2011年からです。
過去の受賞作を調べたところ、水中部門での日本人の入賞は初めてのようです。
全部門は・・・調べるのが面倒なのでやってません。
入賞作品は2016年の7月に能登島で撮影したミズクラゲの群れです。
圧倒的な群れに感動し、刺されるのも構わずに群れに突撃したことをよく覚えています。
能登島ダイビングリゾートさんにはお世話になりました。
まるまる一本、クラゲに時間を割きましたが、あまりにも群れの密度が濃く、どう撮っても同じ画になってしまいます。
それゆえ、画像の選択は困難でした。
まだ手元には来ていませんが、入賞者の作品が掲載された写真集が販売されています。
上位入賞でなくても1枚1ページで掲載してもらえるようです。
せっかく入賞しても、片隅に小さく掲載ではがっかり感が半端ないのでこれは嬉しいですね。
お値段は€20とさほど高くないので、1ページまるごと掲載なら、と思って購入しました。
過去も含めて入賞作品を通して見て思ったのですが、
どこか、異世界に迷い込んだような、お伽噺の世界のような印象を受けました。
色使いもどちらかというと控えめで、ごりごりなレタッチはしていないように思えます(WEBで見ただけでは確実なことは言えませんが)。
悪い言い方をすれば地味ですが、私は嫌いじゃないです。
あと、ここではいわゆる”映え”的な写真は最後まで残ることはないでしょう。
審査員は毎回少しずつ異なっているのですが、過去も含めて同じような印象を受けるコンテストは初めてかもしれません。
個人的には、欧州のコンテストは入賞するのが難しい印象があります。
SIENA AWARDS、Nature Photographer of the Year、WPYと、未だ入賞できていません。
やっと、ひとつだけ足元に手が届いたといった感じですね。
7th 35AWARDS で、100 BEST PHOTOGRAPHERS に選ばれました。
先日、”100 BEST PHOTOS” と ”VIEWERS CHOICE”に選出されて、さらに好成績を残すことが出来ました。
https://35awards.com/winners2021/?act=photographers
水中部門では100人に入れる枠は3つまでで、私は3位でした。
“100 BEST PHOTOS”と”VIEWERS CHOICE”で選ばれていたのが功を奏したようです。
そして、
“100 BEST PHOTOS”
”100 BEST PHOTOGRAPHERS”
“VIEWERS CHOICE”
の3つを一度に獲得したのは日本人では私が初のようです(VIEWERS CHOICEは6thから開始)。
まさか、2度目の挑戦でこれを成し遂げることができるとは思いませんでした。
どうしたら”100 BEST PHOTOGRAPHERS”に選ばれるのか、ちょっと考察してみました。
昨年(6th)、私は”100 BEST PHOTOS”と”VIEWERS CHOICE”に1つも選ばれませんでしたが、4つの作品がNOMINATE(カテゴリーTOP100)に入っていました。
そして”100 BEST PHOTOGRAPHERS”に選出され、水中部門で2位を獲得しました。
つまり、”100 BEST PHOTOS”にだけ選ばれていても、他の作品がNOMINATE(TOP100)に入っていなければ総合点で劣り、”100 BEST PHOTOGRAPHERS”に選ばれないということもあるわけです。
一人ずつに与えられる加点が存在すると仮定した場合、
それが審査員の評価点をそのまま使用しているとすると、それらを単純に合計した数値となっているのでしょうか。
ただ、私の前後の順位の方の受賞数と比較した限りでは、こんな感じなのです・・・
【1位】
100 BEST PHOTOS:1
VIEWERS CHOICE:1
ノミネート数:6(TOP35:2 TOP36〜100:4)
【2位】
100 BEST PHOTOS:0
VIEWERS CHOICE:1
ノミネート数:5(TOP35:2 TOP36〜100:3)
【自分】
100 BEST PHOTOS:1
VIEWERS CHOICE:1
ノミネート数:2(TOP35:1 TOP36〜100:1)
【4位】
100 BEST PHOTOS:0
VIEWERS CHOICE:1
ノミネート数:3(TOP35:3 TOP36〜100:0)
ノミネートされた作品が多ければ多いほど有利なのかと思ったら、単純にそういうわけでもなさそうです。
これを見る限り、何が基準で順位が決まっているのかちょっとわからないですね・・・
ここまで来たら、次は“100 BEST PHOTOS”と”100 BEST PHOTOGRAPHERS”で1位を目指すしかありません。
また一人の挑戦者に戻って、頂を目指してみます。
