新型コロナウイルスCOVID-19の猛威はとどまることなく、世界では感染者が120万人を突破、死者も6万人を超えています(2020年4月5日時点)。
日本でもここ2週間で急激に感染者が増えていて、早ければ4月7日に緊急事態宣言を発令することとなったようです。
海外はもう渡航のレベルで制限がかかってしまったので論外でしょう。
そして、日本高気圧環境・潜水医学会からも”新型コロナウィルス感染症(COVID-19)への対応について”お願いが掲示されています。
感染症流行時における懸念について、端的に説明されています。
そして「注意して潜ってください」とは言っていない。
「極力控えるようご検討お願いいたします」と言っています。
つまり「今は潜るな」ということなのでしょう(私の解釈です)。
このような通知がなされる前に、国内のダイビングショップではちらほらと休業を決めているところがありました。いち早く休業を決めたショップさんは英断だったと思います。
私は単独潜水は絶対にしないので、これはもうしばらく潜るのは控えた方がよさそうです。
私が3月初旬に行った羅臼ですら、ギリギリかちょっとアウトのタイミングだったと思います。その後自分の体に何も起きなかったのは正直運が良かっただけでしょう。
とにかくウイルスの蔓延を防ぐなら、日本中が一斉に自粛できればそれが一番いい。
「せーの」で息を止めて、やり過ごすことができればどんなに簡単か。
でもそう単純な話ではないでしょう。
ましてやダイビング業界は
成長産業としての可能性が何かしら存在すると思われるものの、
現実的に見れば斜陽産業に類するもの(約600億円(2018年)。ボウリングやダーツと同規模)。
経営に多少なりとも余裕のあるお店なら1〜2週間くらいの休業は可能かもしれませんが、売上が減少したせいで家賃・従業員の給料が払えないなんてお店も中にはあるでしょう。
「今すぐ自粛しろ」と言われてもできないオーナーさんは沢山いるはず。
ただ、セーフティネットが無いわけではなく、国が用意した貸付金などの支援制度を利用すればしばらくは凌げるでしょう。
私も自営業の身分なので、最悪この制度を利用することになるかもしれません。
貸付金の場合、自営業なら3年は無利子なのでかなり助かる制度だとは思います。
ただ、実際にこのウイルスのもたらす災害がいつまで続くか分からないというのがキツイですね。
私は気管支がちょっぴり弱いので、インフルエンザなどに罹患したときはだいたい決まって2週間くらい咳が止まらない。
もし、COVID-19に罹患し重症化したらどうなるか。
さて、こんな状態ではとてもダイビングどころではない。
それでもなんとかならないか?と浅はかにも考えてみたりする(ただの思いつきですのでツッコミ無用)。
例えば住んでいる近くにダイビングポイントがあれば、
キャッシュレス前払いのセルフダイビング(スマホによる認証でタンク置き場から契約分のタンクを持って行って潜るとか)
なんてあったらいいかもしれない。
もっとも、バディ潜水をする以上はやはり感染リスクは避けられないし、事故発生時には医療リソースを奪われることに変わりはない。
それに、何かと不寛容な日本の社会では世間の目が厳しいかもしれない。
とまあいろいろ考えると不安要素が尽きない。
・・・やっぱり潜らないのが正解でしょうね。
せいぜい磯遊びくらいに留めておくのが丁度いいかもしれません。
早ければ4月7日から発令される予定の緊急事態宣言は、5月6日まで続くとのこと。約6ヶ月間の中で期間を定めるようです(6ヶ月間自粛という意味ではなく、その期間中1ヶ月自粛しましょう、みたいな感じです)。
つまり、ゴールデンウィーク中も強い自粛要請の影響下にあるということになります。
ゴールデンウィーク直前くらいに自粛のストレスが限界を超えて気持ちが緩み、連休中に国内中の大移動が発生するとせっかくの我慢が無駄になってしまうかもしれない。
国家や自治体(極論言うと惑星レベルなんですが)といった括りで生活している以上、ある意味私達は運命共同体なので、そこに居る赤の他人の行為が「自分とは関係ない」とは言えないことが今回のウイルス騒ぎでハッキリ認識できました。
だから、
我慢してきた人たちが報われないなんてことには絶対にならないように、
今は己を律するときなのでしょうね・・・。
WEBサイトにGoogle AdSenseを設置しようと思って審査申請をしたらこんな警告もらいました。サイトの不備ではないのはいいんですが、
審査自体できないのか。
広告減ってるんですかね。これ、いつ解消するんだろう・・・(笑)
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