7月31日。Nature’s Best Photography ASIA 2018の授賞式に参加してきました。
場所は池袋、東京芸術劇場。
この日は猛暑日。
アイロンかけたシャツもジャケットもパンツも汗でぐったり・・・
なんでこんな暑いの?
会場入りして、汗を乾かす。
受付で受賞作品の写真集と祝賀会のチケットを貰い、まずは自分の作品に行ってみようかというところで、現場のカメラマンさんから「作品の前でインタビューしたい」と。
事前に聞いていたので驚かなかったけど、
動画撮られました(汗)
知っててもこういうのは全く免疫ないのです・・・めちゃくちゃ噛みまくり。
インタビューが終わって、ぶわっと油汗が出る。
そこへ畳み掛けるように、タイ人の授賞者から「一緒に写真撮って〜」と。
えっ、あっはいOKOK!
この人がとても明るく楽しい人で、お互いの写真で謎の2ショット写真(笑)。
英語はほとんどわからないけど、笑顔で誤魔化す。
やっと落ち着いて、改めて自分の作品を見るのだが、
どうも写真が青くて暗いなぁ・・・。
あれ、こんな現像したっけか・・・?
実際はこんなに青くないぞ。これじゃボニンブルーだ。うーん、まあ、いいか。
気を取り直して、他の受賞作品を一回り。皆さんしっかり撮っているんだなと痛感。
特に、部門トップと比べると、差は歴然だと感じる。解像感はもちろん、構図やピントのあらゆる点において。プランクトンで濁っていた海とはいえ、自分の作品がちょっと場違いに思えてくるから辛い。
自分より上手い人がいる限り、満足できないのか俺は・・・。
さて、授賞式は主催者と協賛メーカーの挨拶から始まり、各部門ごとに受賞者に盾と商品が渡された。私はHighly Honoredなので盾のみ。
この盾がずっしりと重みがあり、渋い。かなり気に入った。
そして、一人30秒のスピーチ・・・うおっ、そうきたか。
もちろん噛み噛みです。
小学生か俺は。
俺より若い受賞者はもっとしっかり喋ってたのに。
まあとにかく、
授賞式は全編完璧に緊張してたわけです。
祝賀会ではお酒が入ってようやく緊張がほぐれ、次第に他の授賞者のみなさんとお話する機会を得、名刺も交換でき、面白い話も聞かせてもらえた。
あれっ、結局酒ないとダメか俺。
そして会話の中で、彼らの自己の作品に対する自信と矜持が垣間見えた気がした。
プロアマ関係なく写真家同士のコミュニケーションは本当に楽しい。
帰りは灼熱の池袋から数年ぶりにグリーン車内で二次会をやりながら帰宅した。
グリーン車ってこんなに快適だったか?癖になりそうだ。
下記補足
ところで、自分が他の授賞者との会話を楽しんでいる間に、うちの奥さんが
「なぜ人間が写っている写真が選ばれたのですか?」と事務局の方に聞いていたらしい。
そう、NBPAの入賞作品には過去も含めて人間が写っている写真は見当たらない。
私自身、人間が写り込んでいるのは自然写真としてはNGかもしれない、と思っていた。
返答の詳細は言えないが、人間が写っているいないはあまり関係ないのだそうだ。
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