ダイビングは金がかかる。
セルフで潜れる場所もそんなにあるわけではないし、あっても遠方。それじゃ意味がない。
だったら南国行くわ!ってなる。
じわりと痛いのが撮影機材の費用。
最近、やっとニコンの純正60mmを中古で購入したのだが、こいつをマニュアルで操作するためにフォーカスギアというやつをレンズにくっつける必要がある。
今のままではオートフォーカスしか使えない。
そしてこのギアが、地味に高い。私のハウジングメーカーだと1万円くらい。
たかが1万じゃないか。
・・・とんでもない。
なんとか捻出して買ったレンズに、更に同じくらいの金額のポートに加え、更にマニュアルフォーカスのための部品が必要になる。
貧乏ダイバーにとっては大変な問題だ。
普段マニュアルなのでオートで撮りたくないっていうのもある(笑)。
とにかく、その1万円が惜しい。
そこで、自分で費用をかけずに作れないかと考える。完璧なものでなくてもいい。せめて、フォーカスギアを買い足すまでの繋ぎでいいのだ。
自分のダイビング用のゴミ箱道具箱からあれこれ引っ張り出してみる。
殆ど使えなくなった105mm用のお古のフォーカスギアの内側にダクトテープを何重か貼り付け、さらに廃材を利用して60mmレンズの鏡胴にピッタリハマる、 お手製フォーカスギアを作った。
ああ、なんと粗末なものを作ってしまったのだろうか(泣)
やっつけにも程がある。だが、これが案外操作感がいい。
ポートのフォーカスノブのギアともバッチリ噛んでいるし、オートフォーカス時の動作にも支障はないようだ。
製作時間:15分 費用:0円
さて、この状態で果たしてマトモに写真が撮れるだろうか・・・?
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