能登島へ1泊2日で潜りに行ってきた。
能登島で唯一のダイビングサービス、『能登島ダイビングリゾート』さんにお世話になるのはこれで6回目だろうか。今回もワガママ言わせてもらった。いつもありがとうございます。
3月の能登島はアマモが生い茂り、水中に緑の草原が出現する。
この光景は直に見ておきたいと思っていた。
しかし、滞在中の天気予報はなんと雪。その前日まで晴れだったのだが・・・。
そういえば昨年の1月に牡蠣棚の撮影に行った時も爆弾低気圧がやってきて、危うく帰れなくなるところだった。
さて、初日の1本目の時点では完全に曇っていて、アマモはスルーしてダンゴウオとホテイウオの幼魚(ゴッコ)の捜索に専念した。最大水深は5mほどなので、じっくりゆっくり探索&撮影ができるのが、能登島ダイビングのいいところだ。
ただ、この時期の水温は9度である。そんな海で1時間マクロ撮影・・・(汗)
ゴッコは見たことがなかったが、ダンゴウオの幼魚のように模様があるものはライトで照らせばすぐわかる。
遠目に見てもすぐに見つけることができた。
見つけたゴッコはすべてアントクメについており、しかも海はややうねりが入っており、揺れる。
撮影は面倒だったが、なんとか撮れたようだ。
ダンゴウオの幼魚もちゃんと居て、マクロはこれだけでお腹いっぱいな感じだ。
一本目を終えるとほどなく大雪に。
アマモの草原は見られないだろうと、この日は諦め、午後はアマモに付く生き物探索。
いつも能登に来てはアマモに付いているこのムシクラゲやエダアシクラゲといった、極小クラゲに手こずる。
アマモの葉の幅に対して、このサイズである。しかもアマモもクラゲも揺れている。
これが精一杯だ。
結局初日は夕方に晴れ間が出たものの、タイミングが悪くアマモの撮影は断念。
翌日は朝から晴れ間が出たのでアマモ撮影に。
透明度は決して良くはないが、せっかくの晴れ間だ、今撮らないと次の機会はいつになるやら。
アマモの群生地帯に日が差すタイミングを待って、ひたすらシャッターを切る。
太陽が出ていたのはわずか1時間。この間に2箇所の群生地を撮れるだけ撮ったが、やや慌てすぎた。
いつも興奮して考えなしで撮影するので、ちょっと冷静にならなければ。
まあ、今回はこんなものだろうか。理想には程遠いが、海況ばかりはどうにもならない。
もっとリサーチして、ベストなタイミングを狙いたいものだ。
話は変わるがこの能登島、魚はもちろんのこと、お米がとても美味しい。
民宿には3つ泊まったことがあるが、そのすべてで文句なしに旨かった。
なんでも、海の近くで稲を栽培しているからミネラルが豊富に含まれているのだとか。
糖質制限なんて、阿呆らしくてやってられない。
ブログランキングに参加しています。下のボタンをクリックしてご協力いただけると嬉しいです(^^)
水中写真ランキング
Leave a reply