初めての御蔵島ドルフィンスイムへ。
ドルフィンスイムは4年程前に能登島で体験したきり。
「水中で鯨類を見たい」と思い始め、思いたったら即行動なので御蔵島のお宿とスイムを一緒にやってくれるところを探して予約。
この時期はきっと梅雨がちょうど明けているだろうし、台風もまだ来ないはず。
結果的には梅雨はまだ明けておらず、南風が強く御蔵島周辺の海上は常時波浪状態。
私が出発する前日までは海もかなり荒れていたようだが、無事出航。
竹芝から夜10時30分発、御蔵島には翌朝6時着。
約7時間半の航海といってもどうせ寝るだけだし一番安い2等和室で十分。
少々冷房がキツイので持参したパーカーを着て、靴下を履いて寝る。

下船後まずお宿に向かい、ドルフィンスイムの準備を整えてから、朝8時に出発。
御蔵島のドルフィンスイムは1航海約2時間(出港から帰港まで)。
1航海でできるスイムは最大8回。船長さんがイルカの進路に合わせて入水の合図を出してくれる。このときエントリーしてイルカに会えなくても1回カウントされるが、会えないことは殆どない。
無事出港したが、1度目のエントリーで、早速やらかした。
乗船時身につけていたライフジャケット(腰タイプ)を着けたまま泳いでしまった。・・・なぜ気付かぬか自分。
とまあ、最初に軽いトラブルがあったものの、その後は順調。
イルカのいろいろな表情、見せてもらいました。


正面顔もなかなか。
人間には相当会っているはず。今更興味があるのだろうか?


沖の方角に出た一頭をおさえた。
ああ、ストロボ禁止だから機材が軽くて扱い楽でいい・・・
ストロボと電池とアームが無い旅ってこんなに楽だったのか(笑)
ダイビングでハウジングを携帯する場合、スナッピーコイルを付けたハウジングをBCと接続し脱落防止措置をしているのだけれど、スノーケルだとBCのような器材を身につけるものがない。
なんからのアクシデントで両手を空けなければならなかったり、うっかりでハウジングを手放してしまった場合、海底に沈むことは無いにせよ、流されてしまったらおそらく水面から見つけられるとは思えない。
なので・・・

結論としては、心配し過ぎなんだろうけど、安心して泳いでいられる。
心に少しでも余裕を持てるので、心配性の人にはお勧めしたいです。
一日2回計約4時間のドルフィンスイム、実際に泳いでいる時間は1.5時間くらいだろうか。それでも、素潜り込みだとなかなか疲れる。
ドルフィンスイムに備えて素潜りの練習をしておけばよかったかもしれない。
でもこの疲労がとても効く。2本目は13時ごろの出発。10時20分くらいには着替え終わって部屋に戻り、お昼は各自自由なので2時間半はまったり。ちょっと昼寝もできる。
なのでお昼ごはんを買いに行くついでに、こんなのをじっくり観察する。

午後のスイムを終えて宿に帰ってくるのは15時。夕食が18時だから、これまた3時間まるまる自由。ログ付けもないからまったり過ごせるのは個人的にはとても嬉しい。
部屋はWi-Fiが利用可能なのもありがたいです。
お宿にWi-Fiは絶対必要な設備。
夕食&朝食。ごはん、味噌汁はおかわり自由。
ダイビングよりもお腹が空くので残さず食べます。
お宿で焼酎とビールも頼めます。

私が来島したタイミングで海が落ち着き、一時は晴れ間も覗く。
イルカ達は割と長い時間遊んでくれたので撮影も割と障害無くスムーズで撮れ高もそれなりに○。お宿も快適。言うことないです。
これだけすべてが上手くいく遠征はあまり無いので嬉しい。
それに奇妙な縁もあるもので、粟国島でお宿をとってくれた方にお会いすることができた。同じ宿で同じドルフィンスイムをするとは思わなかった。
もっとも、山じゅうさんを紹介してくれたのはこの方だったんですが。
ともかく、こうして無事目的のものを見ることができたし、ありがたいことです。
【交通手段】
東海汽船(竹芝→御蔵島 22:30~6:00 御蔵島→竹芝 12:35~19:40)
2等和室 ネット割引(15%)¥7,360(税込)×2
【お宿】
お宿 山じゅう
一泊(2食付き一人の場合)¥9,570(税込、7月31日まで)
ドルフィンスイム ¥8,800(税込)
随所に消毒液設置。
現在定員の7割受け入れで営業中。
新型コロナウイルス対策はかなり徹底しています。安心してステイできます。
詳細はお宿のHPを参照ください。
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