昨年田子でサクラダイの群れの撮影が撃沈し、今年こそはと思って意気込んだ10月。
群れの定義にもよるが、ハナダイ系で10匹程度では群れとは呼べない。
なので、「サクラダイが居る」くらいの海ではサクラダイを目的に潜る気にはならない。
ダイバー仲間が伊東でサクラダイを当てていることを知り、しかも安定して群れていそうな雰囲気なので、今年は伊東に行くことにした。
しかし、憎き台風19号の影響で一番行きたかったタイミングで潜りに行けない。
結局、海況と自分の予定が安定したのは、サクラダイのピークが過ぎた後となってしまった。


700本近く潜ってきて、サクラダイの群れを見るのは実は初めて・・・。
サクラダイは30m以深でよく群れているが、今回遭遇した群れは約38m。
30〜40匹くらいの群れ。
キュッと固まってくれていたのがありがたい。
ああ、これが群れてるサクラダイか・・・キレイダナー・・・
などど見とれている時間は、無い。
ダイコンを見ると、DECOまで約10分。
DECOが出ないように気を付けて・・・撮影可能時間は7分くらいか。
40mくらいまで潜るのは今年は初なので(最近は羅臼で1mとか)、チキンダイバーとしてはDECOはやっぱり怖い。
※ここ3年くらいはダイビング本数が3分の1くらいに激減しているので、どんどんチキン度が増してきている・・・
いや、本当ならここで1時間は撮っていたい。
1時間×3本は居たい。
1時間分撮影するにはタンク8本分必要って。
わずか数分間の勝負だというのに、ストロボの調子が悪い気がした。
YS-D2(旧モデルと新モデル混成)を使用しているが、リサイクルタイムに差があるように思える。
カタログでは電池の種類や使用頻度で異なる旨が記載してあるが、
全く同じメーカーの電池(電池の使用・充電回数もほぼ同じ)にも関わらず、リサイクルタイムに明らかな差が出ていた。
新旧モデルの差なのか・・・イマイチ安定しない。
今回は『DIVE FAMILY YELLOW』さんにお世話になりました。
オーナーの川坂さん、ガイドはもちろん、陸でも興味深いお話をしていただいてとてもいい海になりました。ありがとうございました。
伊東は毎年何度か潜りに行くことになりそうです。
サクラダイはもちろん、キンギョハナダイを初め魚影が濃く、ソフトコーラルもモリモリなので透明度の良い冬も攻めたいところです。
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