今、北海道は知床・羅臼に来ています。
ダイバーがこの時期に知床に行く理由はただ一つ。
そう、流氷ダイビングです。
寒い時期にわざわざ寒い地方に行って0度以下の海水に入るわけです。
ダイビングに魅入られてしまったら、水温なんて関係ないのです。
羅臼のために我慢
過去に3回、同じく知床のウトロで経験はありますが、羅臼はどうなのだろうかとずっと興味があってようやく機会を得ました。
このために、毎年最低でも1月2月は潜るはずの葉山でのダイビングを諦めました。3ヶ月近く潜れないとさすがにストレスが溜まりますが、そこはグッと我慢。いい写真を撮りたければじっと我慢するのと同じことです。
しかし、今年は随分暖かいので流氷は大丈夫だろうか・・・とかなり心配していました。
で、実際かなり暖かい。
流氷は羅臼に接岸しておらず、沖合に肉眼で確認できる距離にありました。
氷があればいい
さて、今回は知床ダイビング企画さんにお世話になり、本日が1日目。
実際にダイビングポイントに行ってみると、接岸した時に残された氷塊がまだ残っている。
写真を撮るには十分すぎる規模の氷なので、むしろこれでいいという感じ。

残っている氷はかなり大きいので1ダイブ1時間かけてもちょうどいいくらい。
氷の造形はとても美しく、近づくと氷そのものもとても綺麗だった。
氷の終端付近では羅臼昆布が繁茂しており、これも美しい。
初日から幸先の良いスタートを切った。
自分にしては珍しい。
さて、明日はどんな光景に出会えるだろうか。
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