今年もダンゴウオの季節がやってきた。
幼魚初登場から少々遅れてようやく見に行くことができた。
・・・葉山でダンゴウオを見るようになってもう4年ほど経つが、何度見ても可愛い。
そして何度撮影してもやっぱり難しい(笑)
技術的にどうこうというより、個体によってはすぐ飛んでいってしまうことが少なくないからだ。ライトで照らすとすぐ逃げるし、酷いとストロボを炊いても逃げることさえある。
今回はまさにそれに当ってしまい、せっかくの天使の輪ダンゴが撮影開始まもなく飛んでいった(泣)
理由はなんであれ、最初の個体でしくじるとどうもエンジンのかかりが悪い。
こうなると他のダンゴをお裾分けしてもらって撮影するわけだが、一度しくじると引きずるタイプのようで、一本目は撮れ高はイマイチ。
二本目。
天使の輪ではないし、よく動きはしたが、5分程小さいカジメにうまく乗っかってくれた個体。お利口さんだ。
個体そのものよりもどういう環境にいるかが重要なので、この状況はラッキー。
この子も下手にライトを照らすとすぐどこかに飛んでいきそうなのでライトをOFFにしてファインダーを覗く。
・・・ライトで照らしておかないとホントに見つからないが、我慢我慢。
最近はダンゴウオの撮影では開放では絶対に撮らないし(それどころかガチ絞りである)、シャッタースピードも1/100を切ることはほぼないが、カジメに揺られるダンゴウオの撮影というのはかなり難儀だ。
ウミウシもいい場所に居てくれる個体を紹介してもらえた。
イナバミノウミウシは普段ちゃんと撮らないけど、環境がいいので一気にやる気モード。
いつも見たいと思いながらも何故か縁のないゴマフビロードウミウシ。
写真自体も一本目よりだいぶマシになった。
毎年初物ダンゴは酷い撮れ高だが、今年はボチボチといったところか。
もっとも、家に帰って現像すると及第点の写真は10枚に1枚程度という現実なのだが、
それでもダンゴウオはやめられない。
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