1週間ほど前に葉山でミジンベニハゼが出現した、という話を聞き、潜りに行ってみた。
数日前に45度ビューファインダーを購入したのでそのリークテストも兼ねてである。
今回、ファインダーを付けた空のハウジングNEXUSD800はリークテスト。
撮影はD90で挑む。
今日は気温13度。
寒い。寒すぎる。
水温は22度。
この温度差で潜水中はとても快適。
しかも透明度は約20m。
この時期、葉山でこれはすばらしい。
目的がマクロであっても、透明度が良いというのはそれだけで価値がある。
さて、主たる目的のミジンベニハゼのいるポイント『裕次郎灯台沖』の前に、スケロクウミタケハゼやフリソデエビが出現しているポイント『御用邸前』へ。
エントリー後、
ロープ下水深17mのウミトサカにスケロク3匹を確認できた。うち一匹は抱卵中。
久しぶりにスケロクなんぞを見てしまったのでフリソデを見ずに刺さってしまった。
2本目は本命のミジン。
水深16mの砂底にある壺の中に1匹。
命名『壺ミジン』
体長1.5〜2cmほどだろうか。壺の縁をちょろちょろ動き回る。
あーもう可愛い。
この子、105mmで最短まで寄ることができるくらいに人なれしている。
壺の奥にはクロイシモチが。
不可侵条約でも結んでいるのだろうか、
クロイシモチはミジンベニハゼを追い出す気は全くなさそうだ。
しかしこのクロイシモチ、
どう撮っても亡霊のように画角に入り込んでくる(笑)
画としては面白いのでいいのだけど。
そして、もう一匹のミジンベニハゼ。
最初に発見したときはフジツボに潜んでいたらしい。
今日は貝の中に居た。
つまり『貝ミジン』。
こちらの子は壺ミジンよりさらに小さい。1cmちょいだろうか?
可愛すぎる。
しかもひどく臆病で、50cm以上近づくとすぐ引っ込む。
2本目もこのミジン2体でざっくり刺さり、DECO寸前。
いやぁ、やばいな。
いろいろ見たいのに、刺さってしまう。
この子たちは、
『都心から一番近いミジンベニハゼ』
であることは間違いないだろうな。
是非、子孫を残して大いに繁栄してもらいたいものだ。
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