前日は0時手前まで星の撮影をして、汗だくになった。
宿に帰り、そこから飲むオリオンビールは格別で、2日目の朝が控えているのにベロンベロンに酔っ払ってしまうという体たらく。
それでもダイビングのある日の朝は体内時計がそれ用に動くらしく、きっちり6時前には目が醒めるから不思議だ。
ホテルの朝食はパンとコーヒー、そしてゆで卵のみ。
潜る日の朝食はこんなものでいい。腹をすかせておいたほうが昼食が美味い。
っと、そんなことはどうでもいい。
2日目は、夏にはあまり潜れない下地島へ行くことに。
下地島は宮古島から船で30〜40分西に行ったところにある。
宮古島周辺はこの時期常に南風が吹き、下地島のダイビングポイントは島の南岸にあるため、なかなか潜ることができない。逆に冬になると、北風になり潜ることができるようになる。
この下地島、有名な地形ポイントが密集している。
晴れていれば太陽の光が綺麗に入る絶景ポイントである。
そのため、やはり日の高い夏に潜れれば最高なのだ。
宮古島に通い始めてちょうど6年。8回目にしてようやく真夏の下地島に訪れることができた。
下地に行くと聞かされた時、軽くガッツポーズしてしまった(笑)
さて、この日訪れたポイントは以下の通り。
①ミニグロット
下地島の超有名ポイント『通り池』の小さい版で、海からケーブを通って池に浮上〜再潜行するポイントである。
通り池のようなダイナミックさは無いが、光の差し込みを楽しむなら断然こちらである。
池の水面は穏やかなので、光がとても綺麗に入ってくる。
②魔王の宮殿
宮古島のダイビングと言えばここ、と言っても過言ではない名所。
の割には、南風で潜れない時期に関わらずここをリクエストする人は多いが。
今回で魔王を潜るのは3回目になるが、間違いなくダントツに美しかった。
光がまるでライトセーバーのようである(笑)。
しかもハタンポがいい具合に光の傍を泳いでくれる。
今まで下地島のポイントで潜る時は大体曇天で、あまりいい思いをしてこなかったが、今回は報われた思いだった。この好天に感謝である。
ところで、2本潜った後、イルカに遭遇した。
これは思いがけない出会いで、30分近く遊んでもらった。
③マリンレイク
こちらも光が差し込むと見事。
最深部は魔王の宮殿やミニグロットよりも光の柱が長くなっており、モデルを入れたら穴の深さが際立つ。
なのでウチの奥さんにふらっと光の下に行ってもらった。
地形は人がさりげなく入ると画になるなぁ。
そんなわけで、初日に続き2日目も完璧な快晴で終えることができたのである。
そして3日目・・・まさかのあの場所へ行くことになる。
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